企画

【出目サロ企画】「婚活っていうこの無理ゲーよ」をレビューせよ!(30代の既婚3児持ちでも楽しめるのか)

今回は、私がイベント運営者として所属している【出版を目指すサロン】の企画です。

それが、
「婚活っていうこの無理ゲーよ」:はあちゅうさん著
を読んで、【書評リレー】をしていくというものです。

 

👇私の前の『書評』はこちら
レビュー】はあちゅうさんの小説「婚活っていうこの無理ゲーよ」読了。ザッツエンターテインメント!なお話だった。

 

読む前の心配…30代の既婚3児持ちでも楽しめるのか?

ここ最近、恋愛小説なんてほとんど読んでいないし、私は30代の既婚3児持ち。

恋愛だって、今の夫としかしていないようなもの。
(初めての彼氏で、そのまま結婚)

恋愛偏差値が高いとは言えません^^;

 

完全にターゲット層とは違う気がするのですが、この私が
小説「婚活っていうこの無理ゲーよ」
を読んで、本当に楽しめるのでしょうか?

 

『若いひと向け』なんじゃないの?

「無理ゲー」っていう言葉
知ってはいるけど、リアルで使ったことはありません。

なんとなく『若い人向け』な感じがしますが、実際はどうなのでしょうか?

 

恋愛要素が強んじゃない?

『婚活』っていうからには、やっぱり恋愛要素が強いのでは…?
私自身は、20代前半で結婚をしてしまって、『婚活』とは程遠い生活。

はたして、話についていくことができるのでしょうか?

 

さあ、「婚活っていうこの無理ゲーよ」を読んでみよう!

主人公は、3人の女性たち。
IT企業の広報である『加藤美香』、ライターをフリーでやっている『宮原かえで』、旅行会社勤務の『小林舞』

元大学生のとても仲のよい同級生たちで、物語は1人ずつの視点から話され、少しずつ進展していきます。

 

30歳を目前にして、そろぞれの恋愛観・結婚観を持って生きている彼女たち。

そんな中、ふいに始まった3人の【婚活レース】
3人の恋愛はどう進んでいくのか…

 

恋愛小説に、多少不安を感じながらも読んでみました。

 

Person1:加藤美香

彼女は、3人のなかで唯一最初から彼氏がいる女性。ただし彼女の相手は『既婚者』

親友たちにも秘密…

 

美香の感情は、ある意味、可哀想なくらい純粋ではある。

ただ、【結婚】というものがある以上、
「不倫は許されるものではない」
ということも彼女はわかっているのだ。

 

3人で【婚活レース】をしていくうちに状況は少しずつ変化していく。
そのなかで、美香の気持ちはどう変わっていくのか…

読んでいると、「不倫がいけないもの」というのはわかっているのに、美香の苦しさが理解できてしまう自分がいた。

それだけ感情移入できる描写は、見どころだ。

 

Person2:宮原かえで

女友だち3人の【婚活レース】の発案者。
合コンで出会った、どう考えても気が合わない男性ともランチしてみたり、『出会い系アプリ』を使って、同じ日に3人とデートをしてみたり…。

積極的に動いてはみるものの、なぜかしっくりこない。

 

仕事が充実している。
今の生活に満足しているし、今が一番楽しい。

元彼とは、仕事のこと・家族のこと…いろんなすれ違いで別れてしまった。

結婚はしたいと思っている(はず)
でも、結婚ってどんな人とするものなのか?

 

かえでの【結婚観】【悩み】【葛藤】
女性なら共感できるひとも多いのではないだろうか。

 

Person3:小林舞

動き出して、わりと早い段階で彼氏ができた舞。
そのまま、幸せな日々が続いていくのかと思いきや…

 

どうやら、今までたくさんの恋愛経験があるらしい彼女は、新しい恋に幸せを感じながらも意外と冷静だった。

人と会うのが好き・休みの日はほぼ何かしらイベントの予定を入れてくる彼氏に、少しずつ違和感を感じていく舞。

 

「自分には何もない」
「仕事がすごく好きというわけでもない」

流されて生きてきたであろう彼女が、自分と向き合っていく姿はとても清々しいものだった。

 

「読む前の心配」の答え合わせ

結論:30代の既婚者、子持ちの恋愛偏差値の低めの私でも、とても楽しく読むことができました。

いや、「楽しい」という一言だけで片付けられる感情ではないものが、読み終わったあとの心に残りました。久しぶりの感覚がとても心地よく感じています。

 

Q、『若いひと向け』なのか? A、若くなくても読めます

正直なところ、【『IT企業広報』の加藤美香】の話は、自分とは価値観が離れていて、「やっぱり恋愛小説ムリかな?」と最初は感じました。

ですが、読み進めていくうちに、「なるほど、こういう葛藤があるのね」と面白さを感じ始めました。

 

はあちゅうさんの情景描写はとても細かく、頭の中でドラマが流れてくるので、

恋愛が遠い昔になってしまっている私でも、彼女たちのそれぞれの苦しみは想像できたし、将来を見つめる気持ちもつかめました。

つまり、特に『若いひと向け』というわけでもなく、30代の私でもとても楽しめる小説でした。

 

Q、恋愛要素が強いのか? A、恋愛だけではない。女性の生き方を問う

小説の【軸】は、「婚活」。
そのため、3人の恋愛に対する考え方や、結婚観などが多く描かれています。

 

◎結婚(恋愛)と仕事のバランス

◎世間一般との恋愛観のズレと葛藤

◎「恋人を作った方がいいのでは」という焦り

 

恋愛要素は、もちろん中心となっています。
それ意外の話はほとんどないと言ってもいいです。

ですが、ただ「甘ったるい」とか「うざったい」ような恋愛話ではありません。

もっと【女性の生き方そのもの】を問うような、いろいろと感情を巻き起こさせてくれる物語でした。

 

「婚活というこの無理ゲーよ」感想まとめ

3人とも別人格なはずなのに、それぞれに読んでいて共感できるところが必ずあって、『疑似恋愛』にも近い切なさを感じたり

【婚活】がうまくいかないことの焦りや寂しさみたいなもので感情移入したり

3人の女同士の、良い意味でこころの裏を読みとっていく優しい友情に胸が温かくなったり…

 

一度は恋をしたことのある女性なら、ぜひ読むのをおすすめしたい小説でした。

 

『出版を目指すサロン』刊行マガジンのおすすめ

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